東京海上日動は、9月現在で「ちょいのり保険(1日自動車保険)」の利用申込件数が50万件、利用日数累計が70万日を突破したことを明らかにした。
“必要なときに、必要な日数分だけ、いつでもケータイで手軽に加入できる”のコンセプトと、スマホからも加入できる利便性が主に10代から30代の顧客の支持を得ているという。
同社独自の調査によると、10~30代の免許保有者のうちの約1600万人が自分の車を持たないが、約700万人は月に1回程度は車を運転する。
「ちょいのり保険」は、親や友人の車を借りて運転するときの事故を補償する商品。
1日単位で加入することが可能で、短時間で完了する事前登録(氏名、生年月日、住所、運転免許証番号などの入力)をすれば運転当日に申し込める利便性が支持されて、利用者の約90%が10~30代だという。
ニーズに合わせて保険料1日500円(車両補償プランなしの場合)と1日1000円(車両補償ありプランの場合)の二つのプランから選択できる。
1回の申し込みで最長連続七日間まで加入が可能で、運転する日数分だけ自由に加入できる。特に行楽シーズンに契約が伸びるのが特徴で、今年7~8月の利用申込件数は約9万件、累計利用日数は約13万日だった。
アンケート調査では、満足度が約90%となっており、「知人にも伝えたい」「こういう保険が欲しかった」という声が多く寄せられている。
今後、同社では引き続き画面の利便性を高めると同時に、代理店などを通じて商品の認知度を上げ、事前登録の拡大を図るよう、働き掛けていくという。
そして、年間10万件以上と推定されている無保険運転による事故の防止にも貢献していきたいとしている。
また、同保険に加入して保険事故がない場合は、同社の自動車保険または超保険の自動車に関する補償を新規で契約する際に、その利用日数に応じて割引(最大で20%)が適用されることから、同商品を利用した若年顧客に対する将来的な自動車保険販売の拡大も見込んでいる。
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